王子製紙がDIP設備の強化を決定

古紙ジャーナル紙によると、王子製紙は富岡工場(徳島県阿南市)に日産二百トンのDIP(脱墨古紙パルプ)設備の強化を決めました。古紙の使用量は月間八千トン程度とみられており、その他、DIP設備の強化を決定している大王製紙三島工場の日産八百トン、日本製紙の日産二百トンをあわせると、月間数万トンの古紙の需要が発生することになります。製紙業界における古紙の利用率が高まることで、古紙のリサイクルもより発展していきます。