福田 滝さん弟 大府工場・工場長
趣味:バイク
福田 幸生さん兄 管理部・副主任
趣味:アーチェリー

河村商事にはどちらが先に就職を?

  • 滝さん:最初は僕が働いていて、いい会社だよという話を兄としていました。その時兄が勤めていた会社の待遇がちょっとブラックなところがあって、そんなことから河村商事で働けないか、という話になりました。同じ職場で働くなら仕事は仕事、プライベートはもちろん兄だけど、それでも河村商事で働きたい、ということで会社で働いてもらうことになりました。

河村商事で働いて何年くらいですか?

  • 滝さん:10年くらいです。
  • 幸生さん:今年(2016年)で5年目ですね。

兄弟で同じ会社にいてどうですか?

  • 幸生さん:弟とは職場も離れている(本社と大府工場)ので、仕事で兄弟を意識することもなく、いい距離感かなと。
  • 滝さん:毎日会ってたら、なんかいろいろ出てくる。住まいも違うので、兄弟ですけどほとんど顔を合わせないですね。月1回、会議で本社に来るときに会うくらい。よかったことは、僕は正直パソコンは不得意で、兄はパソコンが得意で、当時、河村商事にはパソコンが得意な人がいなくて、その部分で総務ということで、兄が活躍できる場所があったからよかったかな。いまいちなことは、こういうことです。いちいち駆り出さないでくれ、と(笑)。
  • 幸生さん:ちなみに河村商事では全部で4兄弟が働いていますよ。

河村商事はどうですか?

  • 滝さん:運送業界の中で言えば、残業代もつくし、休日出勤の手当もつくし、ブラックな部分はないのかな。

河村商事は運送業というくくりなんですね。

  • 滝さん:そうですね。「紙のリサイクル」ですけど「紙」を運んでますから。お客さんのところから「紙」という商品を運んでいる。それをリフトで積むのか、手で積むのか。うちは手で積むのが多くて、実際肉体的には大変ですけど、それなりの対価はちゃんとくれる会社かな。
  • 幸生さん:運送業としてみれば、いいほうだと思います。
  • 滝さん:上を見ればもっといいところもあると思いますが…。悪くはないです。普通にやったらやっただけ(給料が)いただける会社かな。

ほかの運送業と比べると?

  • 滝さん:まず拘束時間が短い。あとコースさえ覚えれば、件数も少ないし、個人宅など変則的なことが日々ないし、お客さんが不在でもう一度配達という二度手間がないのでそういうストレスはないですね。仮眠などが必要な長距離もないので、ちゃんと家に帰れます。

滝さんの普段の仕事は?

  • 滝さん:頑張ってます!(笑)

工場長ということですが、どんな仕事をされているのですか?

  • 滝さん:工場の出荷の在庫とか、ドライバーの指示書などです。また誰かが休んだときのフォローとか。まあすべてのことを統括してやってます。

大変そうですね。

  • 滝さん:大変ですけど、ありがたいことにみんな協力的なので、仲良くやっております。

大府工場は何人くらいいますか?

  • 滝さん:18人です。1人産休に入っているので17人です。ドライバーだけだと13人です。(2016年現在)

工場の雰囲気や年齢層やどうですか?

  • 滝さん:雰囲気はいいですよ。まとまってますね。年齢層は30〜40歳の間が多いですね。私よりも先輩もいます。河村商事での仕事が長い人もいます。

そういう人がいると安心ですね。

  • 滝さん:そうですね。僕をたててくれるんで助かってます。

工場長として心掛けていることはありますか。

  • 滝さん:体が辛い仕事って、最初からわかってればなんとか続けられるんですけど、人間関係が原因で仕事を辞めてしまうって残念だと思うんですよ。
    体力的にキツい仕事と給料を考えた時に、こんだけ頑張ってるのにこんだけの給料? で辞める、ってのはある。河村商事はそこのバランスはいい方だと思う。
    でも、いい大学出て、いい会社入って、でも最悪の上司でした、最悪の職場環境でした。それでうつになってしまって、今までがんばってきたのに、仕事辞めちゃって…。工場長として、そういう職場にはしたくないですね。

メインの仕事はやはり古紙の回収になるんですよね。

  • 滝さん:そうですね。僕らの仕事は紙を集めてお客さんところで挨拶をするのが仕事です。なので、運転するのが好きな人のほうがいいですかね。現場に行って古紙を積み込む時間より、運転している時間が長いですから。肉体労働としては楽ですよ。積載の関係で大型車を使うことが多いので、免許も必要ですね。

お客さんと会う機会もあるので、コミュニケーション力もある程度は必要ですね。ところで、日頃はどのあたりまで回収に行くんですか?

  • 滝さん:大府工場の場合、南だと師崎(知多半島先端)まで。東は蒲郡あたりまで行ってます。

蒲郡ですと、距離以上に渋滞などで大変そうですね。

  • 滝さん:でも5時には終わりますよ。ダラダラするのはきらいなんで。朝は6時くらいから出勤してくるときもあります。

お兄さんの仕事はどんなですか?

  • 幸生さん:僕は、集めた古紙を製紙会社へ出荷する管理が主な仕事です。あとは事故処理の報告書の管理や、ISO関連のことなど、まあ事務周りの雑用ですね(笑)。いろいろやってます。人がいないときは、ドライバーもやりますよ。まあ、ドライバーよりデスクワークのほうが適性あるのかな。この会社に入る前は、週末にいつものルートをちょっと乗るだけでしたから。

会社に入るとまず仕事を一通りやるんですか。

  • 幸生さん:もともとドライバーで入ったんですよ。でも事故が多くって…ずいぶん迷惑をかけました。それでこれまでの職歴をみて、現在の仕事の方が向いてるかな、となったんです。

免許はいつ取られたんですか?

  • 幸生さん:河村商事に入る前です。
  • 滝さん:この仕事やるなら大型やリフトの免許がいるから取ってこいよ、といいました。そしたらちゃんと取ってきたので、ああ本気だな、と。じゃあ会社に話するねとなりました。
  • 幸生さん:大型免許取りに行ったときは「これ僕が運転するんですか?」って焦りました。もちろん大変でしたよ、週末しか車に乗らない人ですから。
  • 滝さん:会社と話をするとき、そこだけが心配でした(笑)。
  • 幸生さん:いまはちゃんと乗れてますよ。この間も12立米の車に乗ってきました。
  • 滝さん:当時は、日曜出勤でコース回るときに横に乗って運転を見せたりしてました。
  • 幸生さん:なんだかんだいって、(会社の)雰囲気は自分に合ってるかなと思います。新しく入ってくる人も、雰囲気が合えば続けられる会社です。

じゃあ会社入ったけど運転手向いてないな、となったとき、他にやることは…。

  • 滝さん:ありますよ。まあ徐々に自分ができることを考えてやっていけばいいかなと。

最後に、新しく入社する人へのメッセージなど。

  • 滝さん:80年続く安定した会社ですし、運送業界のなかでもブラックじゃない会社ですから、安心してきてもらいたいです。ただ、どこまでいっても、運転技術と回収のときのお客さんへの気配りと体力とこの3つは必要になってくるので。仕事は仕事でがんばって、プライベートは楽しんで。生活にきちんとメリハリがつけられる、安定を求める君、おいで!

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