高橋 優さん高橋商店
趣味:釣り
高橋 優真さん春日井古紙センター・収集運搬課
趣味:買い物

河村商事とはどういった関係ですか?

  • 優さん:高橋商店という収集運搬業をやってまして、私にとって河村商事は取引先ということになります。

普段はどんなお仕事をされていますか?

  • 優さん:今は河村商事の決まった古紙回収ルートの一つを回っています。収集運搬のお手伝いですね。

そういった働き方をされている方は他にもいらっしゃいますか?

  • 優さん:5〜6人くらいはいますね。社員の方と違うのは、コースのローテーションがないことですね。

ローテーションですか。

  • 優さん:各工場にもよりますが、社員の方はだいたい1週間でコースを変わっていくんです。ややハードなコースもあれば、朝早いとか遅いコースもあって。マンネリにならないし、事故を防ぐことにもなってると思います。

息子さんを河村商事で働かせてみようと思ったきっかけは?

  • 優さん:優真が高校を中退してしまい、地元でバイトをしていたんですが、働く環境があまりよろしくなくて…。当時は車の免許も持っていなかったんですが、こういう事情でと相談をしたら、今は育成という形で、免許は後々取っていけばいいからおいでよ、と言われて。ありがたかったですね。

古紙回収ですが収集運搬業でもあります。車の免許がないのによく採用してくれましたね。

  • 優さん:そうなんですよ。免許もない高卒を採用するって、将来をみてるというか。なかなかないですよ、収集運搬業で高卒採用って。やっぱり即戦力が欲しいですから。
    社長に聞いたんですよ。そしたら、これからのことを考えると、素直な子を会社のルールで育てたほうが会社のためになるんじゃないか、っておっしゃってました。お金も時間もかかるわけですから、懐が深い会社だなぁって。

優真さんは、免許が取れてからはどんな仕事を?

  • 優真さん:免許が取れてからはドライバーですね。免許の関係で運転できる車が限られるので、全部のコースのなかの一部だけまわってました。

その中で休みなんかもきちんと…

  • 優真さん:そうですね。ちゃんと取れてますし、有給休暇など消化できてないと、勤務表を見てここでまとめて取っといたら、とか声かけもしてくれるし。ありがたいです。

職業が変わって初めは戸惑いとかありましたか?

  • 優真さん:あまりなかったですね。体力的にも前職よりある意味楽です。勤務中でもメリハリがあるので、集中して仕事したり休んだりできるし。あと、仕事先で一区切りついたあとに、お客さんからたまにごちそうになったりすることもあるのが、ちょっと嬉しいですね。以前は接客業で店にいる間はずっと気が抜けませんでしたから。それに、2つの仕事を掛け持ちしてましたから。

接客ですか。確かにとっつきやすい感じはありますね。

  • 優さん:職場でもそういうことはどんどん活かしていってほしいですね。

親子で同じ会社に関わるってどうですか?

  • 優さん:職場が違いますので、あんまり心配はしてないです。仕事の様子などはいつも聞いてます。
  • 優真さん:僕も気楽です(笑)。日常のちょっとした心配事なども親だとすぐに相談できるし、そのあたりは助かってます。

優真さんは河村商事、どうですか?

  • 優真さん:前の職場よりは全然いいかなって。数少ない経験ではありますが。
  • 優さん:優真が今の仕事が嫌になって辞めて、次の会社にいくと、ここがいい会社だったって絶対後悔するよ、っていつも妻と話してるんです。頑張って働いた分は給料に反映されるし、有給もちゃんとあって、保険もしっかりしてて。いま多いじゃないですか、グレーな会社って。
  • 優真さん:ずっと働きたいと思ってます、できることなら。

入社して時間がたちましたが、仕事の見方とか変わりましたか?

  • 優真さん:メインはドライバーですが、最近は営業や古紙畑などメイン以外にも興味が出てきて…。ひととおり仕事を経験して、もう一つ上の段階へ進むのかどうか、という状況です。

具体的にどんな動きをされていますか?

  • 優真さん:古紙畑のイベントの手伝いをしたり、社長と一緒に営業先へ連れて行っていただいたりしてます。ドライバーをしているときには会わない方々の話を聞けたりして、楽しいですね。
    営業先が変わるとやり方も当然変わるので、社長や部長に付いていっていろいろと勉強しています。

古紙業界のイメージは変わりましたか?

  • 優真さん:ぼくの印象ですが、売り物を集めて売るのではなくて、資源を戻して再利用するのを手助けする、という感覚ですね。商売にはなってるんですが、資源のリサイクルをしていることがダイレクトに伝わってきます。目の前のプレスされた古紙が、やがて段ボールやトイレットペーパーなどに変わるんだな、と。工場内に山積みにされた塊が、みんな可燃ゴミに出したら、何も無くなってしまうということですから。そんなことを考えると、何気にいいことしてるかな、って思います。
    きちんと分別して、僕たちがそれを回収している。可燃ゴミに出すか、分別していただくか。一手間で資源へと大きく変わりますから。

リサイクルの先が多少は感じられるわけですね。それがやりがいにも繋がっている?

  • 優真さん:そういう仕事をしていると考えると、誇りに思うというか、次の世代にも繋がるのかなって。やりっぱなし、使いっぱなし、ではないですよね。僕たちがやったことがこの先どうなるかがある程度分かる仕事です。

最後に、仕事を探している人に一言お願いします。

  • 優真さん:河村商事は働いている人の年齢層が幅広いです。僕と年の近い人も沢山いますし、40代の方も最近入社しましたよ。全年齢大丈夫だと思います!
    あと、無理せずマイペースで仕事がしたい人にはおすすめです。職場も尾張地区をメインに小牧・春日井・大府と広がってますから。関東にもありますし。
  • 優さん:これからの会社の展開も楽しみです!

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